2014-12-29

手帳


 
 そろそろ今年も終わる。大晦日前の恒例の儀式は手帳を変えること。この5、6年は「ほぼ日手帳」を使っていたので、毎年、9月にオンラインサイトやLOFTで購入し、この時期になると自動的に変えていた。 24時間、精神的に拘束されているような生活の中で、ほぼ日手帳の持つ「ゆるさ」は自分の心にゆとりとくつろぎを与えてくれていた。

 しかし、この1年、生活リズムがかわり、これまでとは違い自己管理が必要となった。拘束された生活から、自分で組み立てる生活へ。それまでの捻出したようなゆとりとくつろぎは必要なくなり、すべての予定を、ゆとりやくつろぎをも自分で設定できるようになった。
 すると、これまで愛用していたほぼ日特有のその「ゆるさ」が自分の プランニングの思考を止めるようになった。いつしか「ほぼ日」に記入する前に、もう一冊小さなノートで週単位の予定を組み、検討するようになった。

 来年は思い切って週単位を中心とした手帳に変えようと決めた。「見開き一週間バーティカル型」と呼ばれる1日の時間が縦ラインで表されるタイプに。この2ヶ月試験的に使ってみたが、今の自分にはちょうどいい。特に「最優先事項」を中心としたタスクによるスケジューリングをしているので、あらかじめ「最優先事項」を枠取りしやすいバーティカル型はとても使いやすかった。
   それでも「ほぼ日」への未練もある。スケジュールやタスク管理は新しい手帳だが、 日記部分だけは「ほぼ日」にしようかとも思っている。




FUJIFILM X-T1 XF 18-55mm F2.8-4.0

2014-12-15

考え続けること




 選挙が終わった。

 成人してから何度目だろう。
 それでも今回ほど、投票ボックスの前で鉛筆を持つ手が止まったことはなかった。
 家に帰り選挙速報のテレビの画像をぼんやりと眺める。


 遠い未来、過去を振り返ったとき、「あの選挙がきっかけだった」と言われないように、考え続けなければならない。残念だけど。




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